在外選挙
令和5年5月16日
海外にお住まいの日本国民で一定の要件を満たしている方は、在外選挙制度により、海外で日本の国政選挙(衆議院議員総選挙、参議院議員通常選挙、衆議院・参議院の補欠選挙・再選挙)及び国民投票の投票を行うことができます。
在外選挙に参加するためには、事前に「在外選挙人名簿登録申請」を行い、登録先の国内市区町村選挙管理委員会から「在外選挙人証」の交付を受ける必要があります。
当館ホームページのほか外務省及び総務省のホームページにも在外選挙に関する情報が掲載されていますので、御参照ください。ご不明の点がございましたら、当館領事班にお問い合わせください。
外務省ホームページ:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/index.html
総務省ホームページ:http://www.soumu.go.jp/senkyo/hoho.html
1.在外選挙人名簿への登録申請
【登録資格】・満18歳以上の日本国民であること
・日本で住民票の転出届をしていること
・海外に3か月以上、継続して居住していること
※当館での申請は、当館管轄区域内(ダナン市、クアンビン省、クアンチ省、トゥアティエン=フエ省、クアンナム省、クアンガイ省、ビンディン省、コントゥム省、ザーライ省)に引き続き3か月以上お住まいの方。
当地居住が3か月未満の方は、申請後、申請書を当館で預かり、居住開始から3か月が経過した時点で郵便、電話等での住所の確認次第,選挙管理委員会に申請します。
【日本からに出国する前に、日本において登録を申請する場合】
転出届を提出した最終住所地の市区町村の選挙管理委員会に対して行います。申請を行うことができる期間は、国外転出届を提出した日から当該国外転出届に記載した転出予定日までの期間となります。
詳細はこちらをご確認下さい。
【当館において登録を申請する場合】
登録申請者本人による申請の場合 | 同居家族等による申請の場合 ※1 | |
在外選挙人名簿登録申請書 (領事窓口にも備え付けてあります) |
○ | ○ 「署名」欄には、登録申請者本人の署名が必要です |
申請者のパスポート | ○ | ○ |
同居家族等のパスポート | 不要 | ○ |
申出書 (領事窓口にも備え付けてあります) |
不要 | ○ 同居家族等の方が登録申請者本人から委任を受けているかどうかを確認するものであり、登録申請者本人の署名が必要です |
当館の選挙管轄区域内に居住していることを確認できる書類 ※2 | ○ | ○ |
※1 「同居家族等」とは、在留届の氏名の欄に記載された者及び同居家族の欄に記載されている者を指します。 ※2 住宅賃貸借契約書、居住証明書、住民登録証など当館の選挙管轄地域内に住んでいることが確認できる書類(在留届を提出されている方は不要です)。 |
※2022年4月1日から、在外選挙人登録申請の際の本人出頭を免除する特例措置を開始しました。
本件特例措置の詳細につきましては、こちらをご覧ください。
【登録申請先となる選挙管理委員会】
(1)原則として、日本国内の最終住所地の市区町村選挙管理委員会です。
(2)次のいずれかに該当する方は、申請時の本籍地の市区町村選挙管理委員会になります。
・1994年4月30日までに(転出届を提出して)出国された方
・海外で生まれ日本で暮らしたことがない方等(住民票を作成したことがない方)
【登録により交付される書類】
在外選挙人名簿に登録されると、投票に必要な「在外選挙人証」が市区町村選挙管理委員会から申請時の在外公館を通じて交付されます。
【在外選挙人証の住所変更・氏名変更】
在外選挙人証に記載されている住所から転居した、住所以外の送付先を変更した場合は、できるだけ早い機会に在外選挙人証記載事項の変更手続を行ってください。住所変更の手続きを行わないと、郵便等投票の投票用紙を請求しても旧住所あてに送付されてしまい、受け取ることができません。また、婚姻等により氏名を変更した場合も変更届が必要です。
必要書類は以下のとおりです。当館窓口で申請できます。
- 在外選挙人証(原本)
- 在外選挙人証記載事項変更届出書(ダウンロード)
- 旅券
【再交付申請】
在外選挙人証の交付を受けた方は、次のような場合には、在外選挙人証の再交付を申請することができます。
a)在外選挙人証を亡失、滅失した場合(紛失した場合や火事で焼失した場合など)。
b)在外選挙人証を汚損、破損した場合(証を汚したり、破れたりした場合など)。
c)在外選挙人証の記載欄(投票用紙の交付記録欄)に余白がなくなった場合。
d)在外選挙人証を交付した選挙管理委員会の名称(市町村合併の場合)や衆議院小選挙区の変更があった場合。
※紛失、汚損または破損、余白がなくなった在外選挙人証の記載事項(氏名、住所)に変更が生じている場合は、再交付申請書の2ページ目に変更内容をご記入ください。
必要書類は以下の通りです。当館窓口で申請できます。
- 在外選挙人証再交付申請書(兼記載事項変更届出書)(ダウンロード)
- 在外選挙人証(原本)(申請理由が上記aを除く)
- 旅券
ただし,帰国して転入届を提出しても、次の要件を満たす場合は在外選挙人名簿から抹消されません。この場合は、海外へ戻った後、手続の必要なく引き続き在外投票をすることができます。(注)
1. 転入先の市区町村の在外選挙人名簿に登録されていること。
2. 転入し住民基本台帳に記載された後,転入先の市区町村から国内の他の市区町村に転入することなく、4か月以内に直接国外に転出するものであること。
(注)この取扱は、公職選挙法施行規則の改正により、平成30年6月から開始されました。
在外選挙人証をお持ちの方は、「在外公館投票」、「郵便投票」、「日本国内での投票」のうち、いずれかを選択して投票することができます。
詳しくはこちらをご覧ください。→ https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote.html