日本人の外国籍配偶者及び子(特別養子含む)を対象とした数次ビザ

令和6年5月22日
 
  
 当館は,虚偽申請に厳しく対処しております。
 当館に対し,偽造した書類を提出した場合や,事実と異なる内容を申告するなどした場合,ビザの発給が拒否されることがあります
 このビザは,有効期間内であれば,日本への渡航に繰り返し使うことのできる「数次ビザ」です。
  • 一次・二次ビザに比べ,日本側から取り寄せる書類が少ない
  • 1回につき最長で90日間,日本に滞在することができる
  • 最長で3年間,ビザを更新する必要がない など様々なメリットがあります。


1.申請の条件

 このビザを申請することができるのは,日本人の外国籍配偶者及び子(特別養子を含む)のうち,以下の条件を全て満たす方です。
 これら条件を満たさない場合であっても,ベトナム,インドネシア及びフィリピン国籍の方については,「一般数次ビザ」が申請できる場合があります(同時申請は不可)。申請の条件等についてはこちら
 
対象となる方の条件
日本人の外国籍配偶者
  • ベトナムを含む外国籍であり,日本国籍ではない。
  • ベトナムに合法的に居住・長期滞在している日本人(ビザなし,6か月未満の滞在資格を持つ方を除く,以下同じ)と法律上の婚姻関係にある。
  • 当該日本人と同居している。
  • 婚姻期間が1年を経過している。
  • 日本への渡航歴がある。
  • (ベトナム国籍でない場合)ベトナムに合法的に居住・長期滞在している。
日本人の子
日本人の特別養子
  • ベトナムに合法的に居住・長期滞在している日本人の子として出生した。または,当該日本人の特別養子である。
  • 当該日本人と同居している。
  • 日本への渡航歴がある。
  • (ベトナム国籍でない場合)ベトナムに合法的に居住・長期滞在している。
   

2.付与されるビザ

 数次ビザ(数次有効の短期滞在ビザ)
 有効期間: 1年又は3
 滞在期間: 90
 

3.申請手続

 このビザを希望される方は,以下の【1】及び【2】を提出してください。
 
【1】 申請人が準備する書類
(1)

 
 パスポート
  • 日本への渡航歴が分かるページに付せんを貼ってください。
  • 現有のパスポートで渡航歴を証明できない場合は,古いパスポートを提出してください。
原本
(2)




 
 申請書(4.5cm×3.5cm証明写真付)
  • 申請書の末尾に,申請人本人がパスポートと同一の署名をしてください。
  • 証明写真の裏面に,申請人の氏名を記載してください。
  • 証明写真が加工されていた場合,申請が受理されないことがあります。
 
原本1点
(3)




 
 現住所を証する書類
  ア  居住地を管轄する公安局発行の居住証明書又は居住登録簿
  イ  その他の公的書類
  
   申請人が日本国籍配偶者又は日本国籍親と同居していることを,それぞれの現住所が確認できる書類によって証明してください。
 
いずれかの
原本1点
以上
(4)

 
 数次の渡航目的を説明する資料(様式任意)
 
原本1点
(5)


 
 (ベトナム以外の外国籍である場合)在留資格を証明する書類
  ア ベトナム政府発行のビザ
  イ 永住者カード
  ウ 一時滞在カード(TEMPORARY RESIDENCE CARD) など
 
原本提示
写し提出
  

【2】 申請人の配偶者・親に当たる日本人が準備する書類
(1)
 
 パスポート
   身分事項及びベトナムの出入国印のあるページをコピーしてください。
 
写し1点
(2)


 
 在留資格を証明する書類
  ア ベトナム政府発行のビザ
  イ 永住者カード
  ウ 一時滞在カード(TEMPORARY RESIDENCE CARD) など
 
原本提示
写し提出
(3)

 
 戸籍謄本
 申請人が日本人の子として出生した場合は,戸籍謄本に代えて,ベトナム政府発行の出生証明書等の公的書類を提出することができます。
 
1点
(写しも可)
(4)



 
  在職証明書等
  • 在職期間,給与及び役職を明記してください。
  • 可能な限り,英語又は日本語で作成してください。
  • 主たる生計維持者が申請人の場合は,申請人の資料でも差し支えありません。
原本1点
(5)



 
 渡航費用支弁能力を証する資料
  ア 公的機関が発給する所得証明書
  イ 金融機関の預金残高証明書
   
 主たる生計維持者が申請人の場合は,申請人の資料でも差し支えありません。 
 
いずれかの
原本1点


【注意】
1 このページで御案内しているのは,申請書の受理に必要な書類のみです。
2 書類がそろっていない場合や,記載内容に不備がある場合,申請は受理されません。
3 個別の事情により,追加資料の提出や面接を求める場合があります
4 追加資料が提出されない場合や面接が実施できない場合,審査が終止されることがあります。
5 人道上の配慮が必要な案件を除き,早期発給はできません
6 審査に数週間以上を要する場合がありますので,時間的な余裕を持って申請してください。
7 原本を返却する必要のある書類については,原本の写し1点を必ず持参してください。
8 有効期限が明記されているものを除き,各書類は発行から3か月以内のものを御用意ください。
9 日本側で準備する書類については、写しでも提出が可能ですが、より詳しい確認が必要と判断する場合は、原本の提出を求める可能性があります。
 
 (了)