(ホイアン)「日本人形」展及び「浮世絵との対話」展

令和6年7月29日

 

国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは、ホイアン市人民委員会との共催により、ホイアン市が開催する「ホイアン・日本文化交流」の20周年を記念して、「日本人形」展および「浮世絵との対話」展を開催します。本展示会は、日本の歴史と美意識、現代のインスピレーションを融合させ、創造性あふれる作品を通じて、中部地方の人々やホイアンを訪れる観光客の皆様に、日本の独特な文化を紹介することを目的とします。 

  

1.「日本人形」展 

・開催日時: 2024726日(金)~84日(日)8:0021:00 

・会場:日本文化展示の家(6 Nguyn Th Minh Khai, Hi An 

・ 文化体験: 茶道(毎日9:3016:30)、折り紙(終日) 

・入場料: 無料 

「日本人形 」は、日本で古くから存在し、日本文化の重要な要素の一つとして親しまれており、幸運、平和、幸福の象徴として考えられています。 

日本の伝統的な人形には様々な形や色があり、地域や場面に応じて多くの種類に分類されます。また、日本人形は人々の生活文化に浸透しているだけでなく、職人の人生観や世界観を表現した、情緒と知性に満ちた「芸術作品」です。職人の手により、さまざまな段階を経て、創意工夫と細やかな作業により人形に命を吹き込み、独特な美しさが生み出されるため、高い芸術的・創造的価値を持っています。 

本展示会では、華やかな衣装をまとった人形から、木の純粋な美しさを伝える素朴な「こけし」まで、29点の伝統的な人形を展示します。人形展を通して、日本の精神的な美しさや多様性を感じていただける内容となっています 

  

2.「浮世絵との対話」展 

・開催日時: 2024726日(金)~84日(日)8:0020:00 

・会場 寺子屋(39 Nguyn Thái Hc, Hi An 

・入場料: 無料 

2020年にハノイのキュレーターや若手芸術家を中心として「伝統から伝統へ」というプロジェクトが始まり、ハノイの伝統的な絵画である「ハンチョン絵画」に関する研究を通して、この3年間で数々の展覧会が展開されてきました。絹、漆、伝統的な紙「ゾー」といったベトナムの伝統的な画材をハンチョン絵画に取り入れることで、若い世代のイメージや精神を反映した新たな伝統を生み出す取り組みです。 

「浮世絵との対話」プロジェクトでは、ベトナムの伝統絵画と日本の伝統的な木版画である浮世絵との対話をすることにより、新たな伝統を生み出すことに挑戦しました。 

レ・ディン・ギエン氏を始めとするハン・チョン絵画における、伝統を受け継ぐ職人たちの創造性、技術や精神を受け継ぎながら、若手芸術家の手により現代的な姿を生み出します。このように、「伝統から伝統へ」プロジェクトは、今後も、文化や国を超えた対話を継続して、「伝統」の可能性を広げていくことを目指します。 

  

問合せ 

ホイアン市文化スポーツラジオテレビセンター 

住所 :Sông Hoài Square - 01 Cao Hng Lãnh通り 

電話番号: 0235.3861327 または 0935006643 (Mr. Nguyen Vu、ベトナム語・英語) 

Eメール:ttvhtt@dng.vnn.vn 

ウェブサイト:www.HoiAnWorldHeritage.org.vn 

  

国際交流基金ベトナム日本文化交流センター 

住所:27 Quang Trung street, Hoan Kiem, Hanoi 

電話番号 024-3944-7419(ベトナム語・英語・日本語) 

Eメール:jpfhanoi@jpf.go.jp  

ウェブサイト:https://hn.jpf.go.jp/