矢ヶ部総領事のダナン工科大学とダナン・フジキン株式会社とのMOA調印式典出席

令和4年9月14日
 

 12日、矢ヶ部総領事は、ダナン工科大学(DUT)とダナン・フジキン株式会社(DNFC)とのMOA調印式典に出席しました。 

 今回のMOA締結により、ダナン・フジキン社はダナン工科大学より10名以上の学生をインターンとして受け入れ、共同で5つの分野(医療機器・ドローン/ロボット・水素エネルギー・環境・AI)を中心に研究開発や製造を行う他、毎年研究開発費として10万ドルを大学側に提供することになります。

 ドアン・クアン・ビン・ダナン工科大学学長は、ダナン・フジキン社が5年連続で工科大学に研究費を提供することは、ダナン工科大学の潜在力が高く評価されている証左で、研究活動および国際協力の経験を生かして、ダナン市の発展方針に貢献できるように、研究・技術移転を行うと述べました。

 矢ヶ部総領事は、同事業はダナン市の発展に大きく貢献をするものであり、今回のMOAを契機に、両国の研究者の交流が深まり、高度人材の育成が促進され、ベトナムの最先端の技術開発への貢献が実現することを願っており、日越両国にとり重要な取り組みとして、日本総領事館は歓迎し可能な限り協力したいと述べました。